April 07, 2006
新サイト「読吐!」オープン!
またまた新しくサイトつくってみました。
今後は読書記録はこっちにアップしていく予定です。よろしく!
更新しやすいように、このブログと同じシステムでつくってみましたが(CMSってやつかな)、あまりブログぽく見えないように、かつシンプルにつくってみたつもりです。どうやろね。
また、トップ画像のカエルのフライがあまりに不快だ、という方はこちらでいいので、コメントをお寄せください。もしかしたら、再考するかもしれません。でもね、あんたが昨日喰らった牛だかチキンだかもね、あんな感じに断末魔をあげてたかもしれないんだぜ。
ちなみに、この揚げガエルは食しておりませんので、味に関しての質問にはお答えできません。悪しからず。
投稿者 Kazu : 06:21 PM | コメント (0)
March 27, 2006
読書記録 - 『朝2時起きで、なんでもできる!』
読む速度は悪くないが、効率のいい時間活用ができていない。要するに、読書時間がとれん!来月はなんとかせんと!
あと289冊!
10)枝廣 淳子著『朝2時起きで、なんでもできる!』
11)枝廣 淳子著『朝2時起きで、なんでもできる!2』
シリーズ第三弾を先日手に取った流れで、それまでの既刊2冊も読んでみた。思ったより楽しめたよ。最初に読んだ3は、ネタ切れなのかはわからんが、著者以外の人物の事例が多く、逆に面白みが減っている気がした。
自分自身のやり方で、道を歩んでいこうという人には、多少の励ましにはなるかもしれない。
ちなみに、全シリーズ通して、「朝2時起き」というのはメイントピックではなく、タイムマネージメントのような話が主である。
ところで、文中一箇所、イロコイ連邦の格言を引用していたりもした。どの部族が使うものかは、書かれていない。あるいは、この辺りのネイティブ・アメリカンに共有されたものなのかもしれない。
イロコイ連邦では、むかしから「何をするにも、七代あとのことを考えて決めなさい。」という格言があるそうです。森の木を切って使いたい、と思ったときに、切って使う自分たちの世代のニーズだけではなく、七代あとの子孫にとって、それがどういう意味を持つのかも考えに入れて、判断を下すのです。
枝廣 淳子著『朝2時起きで、なんでもできる!2』から
投稿者 Kazu : 07:27 PM | コメント (0)
March 05, 2006
読書記録 - 『焼身』
あと291冊!
二つの超高層ビルはあっけなく青空からくずれ落ちていった。
本書の書き出しはこうだ。
あの日、どこで何をしていたか、あなたもきっと覚えていると思う。
確かに、覚えている。でも、特定のただ一つの場所、一つの時ではない。というのも、あの時、ツインタワーに飛行機が激突した時、俺はベトナムからラオスにかけて旅していて、まったくテレビに触れることはなかったから、あの映像を見たのはあれから1ヶ月以上たってのことだったのだ。
今となっては、あの時リアルタイムにほとんど情報を得ていなかったということが、むしろ重要なことのようにも思う。自分にとっては。ほとんど911とは関係をもつことはない形で、あの時の旅は、自分にとって、人生における重要な瞬間の一つとなったのだった。あるいは、その瞬間が、ぴったり重ならないにせよ、911と同じ頃、911とはまったく関係がないなかで、ほとんどそれを知ることもなく、やってきたということは、自分にとって強いプラスであったのではないかとも思うことがある。
ベトナム僧が燃えていた。僧はひとり路上に坐っていた。
(中略)
X師が焼身自殺したのは、1963年であった。
本に戻る。主人公は39年前に焼身自殺したベトナム僧の足跡を辿る旅に出る。
サイゴン、フエ、ニャチャン、それからカンボジアのアンコール遺跡群、プノンペン。主人公の旅と39年前のX師の足跡、それからこれらすべての町にかつて訪れたことのある自分の旅の記憶が激しく行き交いながら、読み進めてゆく。これはあの寺のことだろうか。かつて通った場所。それぞれがそれぞれのやり方で歩をすすめ、時空を超え、交差してゆく。
結論はない。疑問が疑問を生み、円を描いてゆく。
それでも、それぞれの旅はつづく。
投稿者 Kazu : 06:20 PM | コメント (0)
読書記録 - 『翻訳夜話』
最近全然読んでない。ありゃぽりゃ。
あと292冊!
村上春樹と柴田元幸の翻訳に関する講演、対談などから成る書籍。うーん、変な人たちよね、ホント。でも、俺も翻訳家にはなるつもりはないけど、翻訳が好きかもしれない、ってのはちょっとあるんだよね。それから、村上春樹が「覚えてない」的な発言をすることが多くて、そこんとこがなんだか新鮮だった。
また、村上春樹は、堂々と「語学力」が足りないことを自分の翻訳の一番の問題点としてあげながら、自分が翻訳をすることになんのためらいもない、つまりは難しく考えていない、という印象でその点に関しては、とても好感をもった。
息抜きに軽く読める一冊です。
投稿者 Kazu : 02:52 PM | コメント (0)
February 19, 2006
読書記録 - 『朝2時起きでなんでもできる!』 etc.
図書館で借りたのと、うちに届いたもの。とにかく金がない!
脅威の速読術をマスターした、というのは嘘だけど、いつのまにか、ブロック読みっていうのかな、ある程度のかたまりで読めるようになった気がする。かなり速く読めるようになったかも。でもさ、これって単にテキトーに読んでるだけのような気も…。
というわけで、今年はこのテキトー読みを引っさげて、読みまくります!
あと293冊!
図書館で眼に入って、隣に(1)があった気がするけど、なぜか手に取ったシリーズ第三弾。朝2時起きに関しては、ほとんど触れてません。多分(1)で触れてるんでしょう。
内容はまあ、当たり前のことが当たり前に書いてあります。この手の本にありがちですけど…。可もなく不可もなく。途中にいくつか付録のようについてるセルフチェックシートはくだらないですね。ひねくれものの俺には、ああいう自己分析を真面目にする気にはなれません。例えば、「最近どのくらい先のことまで見ましたか?それは何年後ですか?」って言われても、「今しか見てねぇよ!」と答えたくなってしまうの。
まあ、ええわ。飲もう、っと。
それでも返却と同時に、(1)と(2)も借りてきちゃったのでこれから読みます。
テキトーに。
6)『DoDo World News No.100』
アフリカ専門の旅行会社道祖神発行の雑誌。去年の9月発行の創刊100号で、アフリカにいる間に送られてきたらしい。100号記念記事はイマイチ。一口雑学みたいなのが嫌いなので、欄外下のコーナーとかもイマイチ。
そのなかで、市原尚士さんのちょっぴり辛辣な記事には好感を持った。
アフリカの人間は、決して言葉を発することのない、そして名指しされることもないアリンコの扱いではないか。
「自分はアリンコ扱いなんてされたくない。けれども、アフリカの奴らはアリンコ扱いしてやるし、落書きだっていくらでもやってやる」
そんな身勝手きわまりないセリフを確かに僕らは自分の中に潜ませている。だからこそ、厳しすぎるアフリカの現実から目をそらしてはいけない。注視しなければいけないのだ。
最悪に腹黒いのは誰だ?自分の腹の中をのぞく。
それから、ひどい吐き気を催す。
7)『DoDo World News No.101』
2005年11月発行号。多少とも興味深く読んだのは、ジャーナリストの市原尚士さんの連載記事「視るアフリカ」くらい。全体にアフリカ一口雑学、みたいな軽い記事が多い。
市原さんの記事からは、自分たちの足の裏の汚さを顧みる姿勢が読み取れ、共感を覚える。日本人にとって、アフリカはやはり遠い。日本で生活しているとそれを否応なしに感じる。そして、僕らのアフリカは、単に異質なものとしてイメージされる。思い浮かべることと言えば、貧しくかわいそうな人々、美しい自然、援助される者と援助を施す自分たち、そんなところだろう。
まったくうんざりだよ。
もう、よそうよ、汚れのない子どもというイメージを悪用するのは。
美談っぽいエピソードを捏造することで、ドキュメンタリーに劇的な要素や安手の感動を持ち込もうとすること、それこそが恵まれた先進国住民のおごりでなくてなんだろう。
投稿者 Kazu : 01:34 PM | コメント (0) | トラックバック
February 07, 2006
読書記録 - マレー蘭印紀行
これもバンコクで手に入れた古本文庫から。
あと296冊!
既読だったように思って読み始めたが、読んでいてもまったくそんな感じはしなかった。うすうす感ずいてはいたが、アルコール性痴呆症が相当進行しているということか。それともただの勘違いだろうか。まあいいわ、ここに読書記録を書くという行為もそれに対抗するための手段なのである。それから、またさらに飲んだくれるというのも、この行為に対するさらなる抵抗である。矛盾?そうかもしれない。
それでも、これには意味があると信じている。
で、金子光晴である。エロジジイである。失礼、故人に対して言う言葉ではなかったかな。時代ゆえ、多少の読みにくさはある。爪哇(=ジャワ)とか馬来人(=マレー人)とかね。
マレー諸国をわたり歩いた際のその記述は、現代では、人種差別的とみられるおそれすらあるが、彼の多様な人種・文化に対する大いなる興味関心は読むものの好奇心を刺激する。
そうして、彼は、滅びゆくものを静かに記していく。
……追いつめられたダイヤ族もいる。はやくも活力をぬかれ、奴隷となりはてた夥しい半開種族の部落もある。くらやみのなかにいりまじったそれらの悲しい音楽、わけのわからない華やかさは、すべてみな、壊滅にいそぐ美しさなのだ。
狩られ、蹂躙され、抽出され、滅ぼされてゆく命たちの挽歌なのだ。耳をそばたてよ。きこえるものは船側に流れてゆく海水のひびきだけだというのか。
金子光晴『マレー蘭印紀行』より
僕らは滅ぼされてゆくものたちに、もっともっと眼を向けなければならないのだ。旅の途上の一時の休息地であれ、共に住むものであるのなら、なおさらのことだ。
投稿者 Kazu : 04:24 PM | コメント (0)
January 30, 2006
読書記録 - 『KYOKO』etc.
これから読んだ本に関して記録していこうと思います。下記3冊はアフリカからの帰路に立ち寄ったタイのバンコクで手に入れたものです。今年の300冊計画はすでに微妙なペースですが、場合によっては、雑誌・小冊子の類も入れてもどうにか達成します!
あと297冊!
実は村上龍には、どういうわけか苦手意識があった。それゆえ、彼の小説を通して読んだのはこれが初めてだ。なぜなのかは、よく分からない。考えてみたが、多分、単にあの顔が苦手だったのかもしれない。あと、なんとなく偉ぶってるイメージがあった。経済評論みたいなんをしてるせいかもしれない。
この小説に関しても、正直言って、書き方に気に喰わない点はある。「〜、というのは嘘で、単に〜なだけだ。」みたいな書き方。気持ち悪いことこの上ない。ヘロヘロである。ところどころで、単語をでっかい文字で表記しているのも気に喰わない。小手先のなんたらというヤツである。
だけどね、全体としてはおもしろく読んだよ。1969年。受験勉強をする奴は資本家の手先だ、なんて便利な風潮が流れていた頃。東大が入試を中止し、ヒッピーは愛と平和を訴えていた時代。高校生の主人公とその仲間たちは、バリケード封鎖を敢行し、フェスティバルをうちあげる。祭りだ。俺も祭りが好きだ。
サイモン&ガーファンクルを好いとった女に、主人公は「ジャニス・ジョプリン」のレコードをプレゼントする。クラスメートから無理やりふんだくったレコードだ。ラストシーン、女は今は「トム・ウェイツ」をよくきいていると手紙に書く。
人生は祭りだ。そして、ジャニスでトムなのだ。
暗い、暗いよ、村上春樹。でも、嫌いではないんだな。
この本は、最近映画化された『トニー滝谷』を含む7つの短編を収録している。俺は『めくらやなぎと、眠る女』が好きだな。現実と現実ではない何か。あの丘をめくらやなぎのはびこるまま置き去りにして、僕らはこの現実に足を踏み出す。それでも、時々思い出すのだ。あの丘のことを。
もうひとつ、『7番目の男』という作品も素敵だ。7番目の男が語るあの時の恐怖。しかし、何よりも怖いのは、恐怖そのものではなく、それに背中を向け、眼を閉じてしまうことなのだ。
こいつで、俺の「村上龍アレルギー」(というより喰わず嫌いだったわけだけど、)はだいぶ治まったような気がする。一気に読んだ。余韻が少しずつ身体の中に溶けていく。
「キューバ人にとって、ダンスは、日曜の午後を優雅に楽しく過ごす、といったものではない。奴隷や移民が生きのびていくためになくてはならないものだった。彼らは、厳しい労働でボロ布のようになって粗末な我家に帰ってくる、キューバのダンスはそこから始まる。正当な疲労と、誇りと、希望を、自らのからだに取り戻すために、踊る。」
幼い頃、ダンスを、大切なものを教えてくれたホセ・フェルナンド・コルテスに会い、ありがとう、と言う、そして一緒に踊る、うまくなったね、と言ってもらう。それだけの目的をもって、キョウコはニューヨークへと渡った。そして、それはキューバへと続く道の途上だったのだ。
ダンスが、踊ることが、生きていくことに直結しているというのは、俺にはスッと納得できるものだった。西アフリカのガンビアでの活気に満ち満ちたダンスを見た後の俺には、なおさらのことだ。今覚えば、彼らは「正当な疲労と、誇りと、希望、自らのからだに取り戻すために、」踊っていたように思える。
かつて奴隷貿易の一大拠点となったあの場所、この場所からアメリカへと奴隷として連れ去られた祖先クンタキンテ以後の系譜を辿ったアレックス・ヘイリー著『ルーツ』のはじまりの場所、2週間前に訪れていたその場所を思い起こす。
夕暮れ時に、一日の労働を終えたガンビアの男たちと女たちが、ジェンベ(太鼓)の響きに導かれるようにして、ストリートに繰り出し、思い思いの踊りを披露する。皆、互いのダンスを意識するのだけれども、互いにステップをあわせたりは決してしない。意識しているのは、音楽であり、また、生きること、つまり誇りと希望だ。おそらく。
キョウコが学んだこと。それは自分がいつでも、どこでも、どこかへ向かう途上にいるのだ、ということ。いつだって、この場所はゴールではない、ということ。そして、今では使い古され、小便をひっかけられ、乾ききってしまったようにも思えるあの言葉が蘇ってくる。
人生は旅だ。
投稿者 Kazu : 01:45 AM | コメント (0) | トラックバック
December 22, 2005
Latest Selection
最近読んだ文章の中から特に興味を惹いたものをセレクション!
・「アンソニー・アルノーヴ:米国占領下のイラク これほど状況がひどいことはかつてなかった 第一部」
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・「ル・モンド・ディプロマティーク:他国を見習えというエリートの口癖」
・「ル・モンド・ディプロマティーク:旧ソ連圏「カラフル革命」の再検証」
・「ル・モンド・ディプロマティーク:性暴力と南アフリカ エイズと若者たち」
・「ル・モンド・ディプロマティーク:インターネットは誰がコントロールすべきか」
・「ル・モンド・ディプロマティーク:インド社会政策の実施に立ちはだかる壁」
・「ル・モンド・ディプロマティーク:60年を経た核不拡散体制の虚実」
・「ル・モンド・ディプロマティーク:国際会計基準という新たな錬金術」
・「ル・モンド・ディプロマティーク:部族紛争の種まくトーゴの長期政権」
トーゴ訪問直前に見つけて読みました。2003年の記事で、現在は状況が変わっていますが、それ以前の故エヤデマの悪政を再確認。
・「暗いニュースリンク:アメリカの経済隔離政策」
・「暗いニュースリンク:米軍公認の反ブッシュ?スターズ&ストライプ紙の読者投稿」
・「暗いニュースリンク:ブッシュ大統領、ヤケクソのニュー・スピーク戦略」
・「暗いニュースリンク:アメリカの大学生活・・・借金だらけ?!」
・「青い空:生命体」
・「Baghdad Burning:恐怖の館(やかた)・・・」
・「Baghdad Burning:暗殺・・・」
・「イスラエル政界に「激動」の予感 注目されるペレツ新労働党党首の動向」
・「我が愛すべきハンガリーのジレンマ:非効率が功労賞・アスベスト」
